黒澤明監督のオムニバス映画だそうです。
井川比佐志の役は、さしずめ原子力安全委員会委員長の斑目春樹でしょうか?
これまでソフトバンクの携帯(iPhone)を使いながらも、時代の寵児となった孫正義は好きになれなかった。 でも、昨日の彼の支援ニュースを見て、考えを改めることにしました。 いくら金持ちでもなかなか出来ないことです。
こういう時に、その人の人間性というのか、質というのか、そんなものが見えて来るんですね。
国のエネルギー政策や原発を推進している電力会社などを批判する立場にある、広瀬隆さんや田中優さんなど、在野の言葉を信じましょう。 テレビに出て来る、「想定外の事故」だとか「ただちに体に影響がないレベル」などと、ことさらに矮小化発言を繰り返す人物は、結局は権威や集金にしがみついた、市民を見殺しにする輩なのです。
昨日の福島原発では、低レベルの放射能汚染水を海に流したということですが、我々一般市民にはそのレベルを精査する情報も方法も持ちあわせておりません。 でもそんな大本営発表を信じることができますか?
信じて、放射能汚染された野菜や魚を食べた子供達が10年後20年後に苦しんでも、無事だと言った学者や政治家はもう表舞台にはおらず、どこも誰も責任を取らないのです。
市民一人ひとりが思考を変え、自分たちを守る必要があるのです。 そしてこれまでの発想を変えることで、今の日本を変えることができると思うのです。
未曾有の原発事故による被害が拡散している中で、「でも高い経済力を維持するために原発をすすめるしかないでしょ」と、安易な妥協をしてはならないと思います。 浜岡や能登半島方面など、まだまだ第二第三の福島原発になるおそれのある、危険な原発はあるのです。
少なくとも、我々の孫子の時代までは、放射能物質が充満した日本列島にはしたくはありませんから。
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