ビルに対比されるアップル社のスティーブ・ジョブスの今後は如何に。 彼はかつて膵臓ガンに侵されたことがあり、健康上の問題は払拭されているのであろうか。 ビルと同じ1955年生まれで、彼は既に53歳になっている。 今や世界へiPhoneの売り込みで躍起であろうが、彼にとっても人生のターニングポイントは早晩来るであろう。 ビルがWindows OSで牙城を築いたように、スティーブがiPodやiPhoneでアップル城を固めるにはもう少し時間が必要かもしれない。 しかし、ハードウエアであれソフトウエアであれ、装置産業は将来にわたって生き続けるのは困難であり、栄華に酔っていたら奈落の底に落ちることも考えられる。
幼いストリート・ミュージシャンから売り上げを巻き上げる手配師(ロビン・ウイリアムズ)に囲われ生活する中で、ギター演奏に天賦の才能を見出す。
教会のパイプオルガンを弾く姿を見て牧師がジュリアード音楽院入学をすすめ、急に譜面を書き出すなど、細かい所を見ると少し乱暴な筋書きのようにも感じるが、彼が作曲したシンフォニーを指揮する中で、離れ離れになっていた父と母を呼び寄せ再会するという、非常に地味な表現だが心温まる場面で終わっていた。
主人公を演じている俳優は現在16歳だとのこと。 製作時期が14歳ほどとしても随分と幼い雰囲気に作り上げられている。 教会でゴスペルを歌っていた黒人少女が味噌っ歯で非常に可愛い。
昨年、「ダブリンの街角で」という、やはり音楽をテーマにした映画を見たが、同じように清清しさに溢れた映画であった。 帰りに、サウンドトラックを収録したCDをレコード店に求めたが、2ヶ店とも売り切れであった。 見終えた後の温かい余韻の中で買い求める人が多いのであろう。
映画を紹介する公式サイトと同時に、公式ブログもあって、ブログパーツが用意されていた。
○ユーチューブ映像から
今日の暦から : イライラしたら複式呼吸
・August Rush - Music it's everywhere...
・August Rush: Raise It Up
・August Rush - Final scene